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流産後の安静期間について教えて!

流産は心にも体にもダメージを与えます。流産で受けたダメージは、次の妊娠でしか癒せないという人もいますが、体のことを考えると流産後すぐの妊娠はあまり勧められません。流産後の安静期間はどれくらいとれば良いのか、詳しく見ていきたいと思います。

 

流産後の安静期間について

一般的に、流産をした後は、月経が2回来るまでは次の妊娠はしない方が良いとされています。これは、単なる流産の他に、子宮外妊娠も含まれます。
月経が来るということは、子宮や卵巣といった妊娠に必要な生殖器や、ホルモンバランスなどが回復してきたことを示します。安定した周期で2回月経が来れば、ほぼ流産前の体に戻ったと考えて良いでしょう。そのため、多くのドクターが「安定した周期で月経が2回来ること」を、次の妊娠へのひとつの目安としているのです。
しかし、人によっては月経が再開してもなかなか体調が安定しなかったり、心の回復が追いつかなかったりという場合もあります。「月経が2回来るまで」というのはあくまで1つの目安であり、それに当てはまらないからといって焦ったり月経が2回来たらすぐに妊活を再開しなくては!とプレッシャーを感じたりする必要はありません。
あくまでも、流産後の安静期間の目安として考えていただければと思います。

 

流産後に気をつけるべきことは?

流産の後は、体も心も敏感になっています。
ちょっとした無理が原因で体調を崩してしまったり、心のバランスを失ってうつ状態になってしまったりする人も少なくありません。
安静期間に、流産で傷ついた体と心をしっかり休めることで、次の妊娠にチャレンジする活力を養うことはできるのです。
安静期間は仕事や家事もできるだけ無理はせず、また、心無い発言をする人からは意識的に距離を置くなど、傷ついた体と心をさらに痛めつけてしまわないように注意しましょう。
また、次の妊娠に向けて、基礎体温をしっかり測っておくことも大切です。基礎体温を測っていると、生理周期が整ってきたことや、排卵がされているかどうかなど、自分の体の状態を客観的に観察できます。
不妊治療を行う場合も、タイミング指導を受ける際や、人工授精や体外受精にステップアップする際、基礎体温はとても大事な判断材料になりますので、体調が整ってきたら毎朝しっかり測る習慣をつけるようにしましょう。

 

流産はとても辛い経験ですが、全妊娠の10~15%は流産になるというデータもあります。そして、流産を経験した後でも、多くの人は正常な妊娠・出産を果たしています。しっかりと安静をとって体と心を回復させたら、どうか前向きな気持ちを失わずに、流産を乗り越えていきたいものですね。そのためにも、流産後の対策について、正しい知識を身につけておきたいものです。